復職

復職に失敗して意欲が低下、強まる依存症

前回の記事:寂しさから始まった依存症の恐さ

抗うつ剤により身体の重さは半分でも楽になったので、依存症で出来たローンの返済もあるため働こうと決めました。
主治医もその意欲は大切だからとOKを出してくれました。
すぐに採用され、仕事も始まりました。最初は久しぶりの仕事だし気も張っていたので、少し身体は辛かったですが週5日、1日6時間勤務も出来ていました。

ですが1か月ほどが経過したあたりから、身体の重さが抗うつ剤を飲む前の状態に戻りました。
午前中からの仕事・・・身体が動かず出勤できない日が出てきました。最初は週の中日水曜日か木曜日あたりの出勤が出来なくなったのですが、それも日が徐々に増え始め週に3日行けたら良い方という状態になってしまいました・・・
どうしようもなくなり病気のことを打ち明け、その場でお話をして
「また働ける状態になったら戻ってきてください」
と言葉をいただき、退職しました。

そのことを夫に伝えると
「なんで俺に一言も相談せずに辞めた?」
と言われ・・・その場で決断するしかなかったということを分かってくれることはありませんでした。
この言葉は今現在も忘れることが出来ないほど当時の私を追い詰めました・・・

復職失敗により主治医には
「まだ早かったと割り切ろう。いきなり週5は無茶すぎました」
と言われましたが、キャリアウーマンタイプだった私にはショックが大きく簡単には割り切れませんでした。

「働くことも出来ない。じゃあ私は何をして生きていけばいいのだろう?」

私の心の中はそれで支配されるようになり
「誰にも認めてもらえない」「私は必要?」「何のために私はここに居るの?」
どんどん負の心に支配されていきます・・・
話す相手もおらず引きこもる毎日・・・ペットの散歩はおろか、家事も趣味のガーデニングや手芸も・・・全てが出来なくなりました。
意欲の低下がこれ以上進行しないために抗うつ剤が1つの薬での処方限界量まで引き上げられましたが、大きな効果はなく現状維持が精一杯で塞ぎ込む毎日が流れていきました。

そんな毎日を送っていたある日、1通のメールが届きます。今となっては単なる迷惑メールなのですが「話し相手になってほしい」という内容に、当時の私は飛びついてしまいました。
またしても依存です・・・詐欺サイトなのでポイントと称して多額のお金がかかります。
でもまだガラケしかない時代で、WEBサイトなども全く知らなかった私は詐欺と思っていませんでした。また月に何万というお金が消えていきます・・
でも誰かとコミュニケーションが取れることが、当時の私には本当に重要でした・・・騙されていたとしても・・・
干渉しないコミュニケーションがない夫婦なので夫も全く気が付きませんでした。

受診日前日、大好きなアパレルショップの店長から電話があり
「明日デザイナーが来るからお店に来ない?」
というお誘いでした。病院に向かう乗換駅にショップはあるので、行く前に寄ってみることにしました。
行くと新しくデザインされた服が展示されていて、一目惚れしました。受注生産で1着10万です・・・でも歯止めどころかテンションが一気に上がりそのまま予約・・・そして病院へ向かいました。

主治医は私の顔を見るなり
「何かあった?テンションかなり上がってない?」
と切り出してきました。この時点で1年半近くの付き合いになっていたので主治医は私の変化にも敏感でした。
来る前にショップに寄ってデザイナーと話をしてきたことを伝えると
「なるほど・・・それにしても高揚しすぎのような気がする」
とかなり引っかかっているような濁し方をし
「どうしても気になるから、来週再受診ね」
と言われました。

主治医の予感は的中しこの1週間の間に私は大変なことを起こします・・・

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